社会福祉法人 愛泉会

「愛泉会」は、「楽しく自分らしく生きる」をサポートします。

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法人からのお知らせ|事務局通信

令和5年度 職員募集について

 当法人では、令和5年度 職員募集をしております。下から入っていただき、詳細をご確認いただけます。「雰囲気を見てみたい」「仕事の内容を詳しく聞きたい」方も、WEB説明会や見学をお受けしております。

 電話、メール(愛泉会ホームページ内、問い合わせ)よりご相談下さい。

 

(見学希望・お問い合わせ)

社会福祉法人愛泉会 法人本部

住所:山形市諏訪町一丁目2番7号

TEL:023-664-2117

採用担当:庄司・渡邉

メール:honbu@y-aisenkai.or.jp

 

詳細は↓↓↓クリック↓↓↓

令和5年度 職員募集について

令和5年度第4回新任職員研修、第5回初任職員研修報告

令和5年度最後の新任職員研修および初任職員研修を実施いたしました!

年度の総まとめということで、新任職員研修では「自己覚知」をテーマに、そして初任職員研修ではグループワークを中心に研修を行いました。

 

新任職員研修では、1年間をとおしてソーシャルワークの基礎的な知識を学んでいただきましたが、最後となる今回の研修は「自己覚知」について講話を聞いていただきました。これまでの自らの業務や支援を振り返りながら、次年度以降につなげていただくために、このテーマを設定いたしました。

初任職員研修では、ケアマネジメントの実践というタイトルでグループワークを中心に、“思いを捉える”という演習を行っていただきました。1つの事例を用いて、言葉で把握している思いに限らず、本人のニーズを捉えるとういことをグループワークをとおして学んでいただきました。

 

 

 

今年度の新任および初任職員研修は、この回をもって終了となりましたが、次年度以降も他の階層別研修も含め、職員1人ひとりが学び、そしてソーシャルワークの実践につなげていくことができるように、研修を検討・実施してまいりたいと思います。

やまがたのくだもの絵画コンクール お披露目式

今年度、県から委託を受け、作品募集を行った「やまがたくだもの絵画コンクール」のラッピングバスのお披露目式が1/26(金)山形県庁にて行われました。当日は、山形県吉村美栄子知事もご出席され、知事のあいさつ、最優秀賞受賞者からのコメントの後、テープカットが行われました。

 

バスの両側面に入賞された5作品が配されており、山交バスと庄内交通が村山、最上、置賜、庄内で運行する各1台をラッピングしていました。様々なくだものが描かれたバスは、どの部分を見てもとても華やかでした。

 

この絵画コンクールは、知的障がいのある子どもたちの表現活動への意欲を高めるとともに、県民の障がい者への理解を促進することを目的に実施いたしました。今後も障がいのある方が地域で暮らし、働き、参加することのできる「地域共生社会」の実現を目指し、活動を実施してまいりたいと思います。

 

 

ラッピングバス

 

最優秀賞受賞作家 長濱哲哉さん

第4回初任職員対象研修報告

第4回初任職員対象研修を12月、1月に行いました!

 

今回は「意思決定 自己決定」をテーマとし、創造企画部八柳主幹より講話を頂戴いたしました。「意思決定 自己決定」、どちらもよく耳にする言葉ではありますが、改めて日々の支援を振り返りながらその言葉の意味を学んでいただくことを目的として、このテーマを設定いたしました。講話の後には「知的障害者の支援者のための意思決定支援ワークブック」(公益財団法人日本知的障害者福祉協会)から2つの事例を抜粋し、その事例をもとにグループワークを行い、ご本人の意思決定・自己決定をどのように支援していくべきかをグループ内で意見交換しながら検討してもらいました。

 

 

 

普段は異なる事業所で働ている同期間で意見交換することができ、参加者にとっても学びの多い時間だったかと思います。

 

今年度の初任職員を対象としたのも残り1回となりました。最後の研修も学びの多いものとなるよう、内容を検討してまいりたいと思います。

 

 

年頭あいさつ

新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、昨年は新型コロナの感染類型が変わりましたが当法人では年末にかけても天童や中山のグループホームで感染があり、支援にあたっていただいたスタッフの皆さんに感謝申し上げます。

感染しないことに越したことはございませんがウィズコロナとなり私たちには地域社会との交流をとおしたより積極的な実践が求められていると考えます。

 

さて、愛泉会は今年で法人設立39年目となります。利用者50名 職員23名で始まった愛泉会は現在多くの方々にご利用いただき職員数は280名を超えています。当初は向陽園の中での活動や長谷堂地区での活動が中心でしたが、現在は山形市、天童市、上山市、中山町に拠点となる事業所を持つ法人規模となりました。

組織は大きくなるにつれて意思疎通が難しくなりますがそれぞれの事業所の独立性を高め、互いに同じ目標を持ち連携していくことが重要となっています。本日は昨年特に私の印象に残っている二つの出来事をお話ししたいと思います。

一つは昨年12月に仙台市で東北フォーラムインみやぎが開催されました。久しぶりの対面開催となりましたがその講演で重度心身障害者のあるご本人である高橋桃子さんとお母さんが講演されました。講演内容も素晴らしかったのですがさらに感心したのは、その行動の積極性で、2人でよく仙台の街にお買い物等でお出かけするそうです。心身に重い障害を抱える皆さんにとって一日一日が勝負でお母さんが桃子さんに豊かな経験をしてほしいと願いそのような積極的な行動につながっていることが理解できました。私たちも利用者にとってかげがえのない日々を送ることが出来るように実践の質を高めていきたいと思います。

二つ目は昨年9月に島根県にあるいわみ福祉会の50周年記念の会に参加いたしました。障害のある子どもを持つ母親である室崎富恵さんが理事長を務められています。当法人より10年程先に発足し法人規模は約2倍ほどです。

お伺いして驚くのは各事業所の質の高さです。障害者支援施設の桑の木園の生活環境の素晴らしさ、就労支援ABの規模の大きさと活動内容、障害者乗馬、レストラン経営、地元の民俗芸能であるいわみ神楽への取り組み、そして共通するのはスッタフの方の明るさと利用者がいきいきと働く姿が印象的でした。HPにアクセスしてみてください。私はこれまで圧倒的に障害福祉サービスが少ない山形で法人の規模の拡大で多くの人々にお役に立てることと支援の質を保っていくことは難しいと考え悩んできました。いわみ福祉会の実践は大きな驚きでした。今後私たち法人の目指す方向性の一つであると思います。

 

現在愛泉会では次の中長期計画の作成を予定しています。先日、なかやま虹の丘からは素晴らしい内容の提案をいただきました。是非皆さん方の想いや夢を提案いただきたいと思います。

結びに一昨年亡くなられた元向陽園の小林俊朗園長の口癖は「私たちの仕事はいったいだれのためにあるかを問うこと」でした。それを基にして現在の法人の基本理念である「人権の尊重」「自立支援」「受容と共感」や経営理念である「利用者中心」「地域貢献」「夢の実現」をつくりました。

今年一年そしてこれからも私たちの仕事が誰のためにあるかそれは当然、障害を持ちながら懸命に生きている利用者の幸せのためそしてご家族のためであります。

スタッフの皆さんにはそのことを胸に刻んで日々の仕事にあたっていただければ幸いです。

今年一年が皆さんにとって最良の年となりますようにお祈り申し上げます。簡単ですが年頭に当たってのごあいさつといたします。

 

令和6年1月4日

                                            社会福祉法人 愛泉会

                                             理事長 井上  博

第3回新任職員研修報告

11/24(金)、第3回新任職員研修を開催いたしました。

 

前回の研修に続き、アセスメントについて学んでいただくことを目的とし、講話とグループワークの2部構成で研修を行いました。

 

講話では、医学モデル、社会モデルについての説明を聞いていただき、それらを踏まえながらどのような点に留意しアセスメントを行う必要があるのかを学んでいただきました。

 

グループワークでは、これまでの業務を振り返っていただきながら、同期等で意見交換をしてもらいました。

 

今年度の新任職員研修も残り2回となりました。次年度に向けて、さらに職員1人ひとりが学び、成長できる職場となるように、研修内容を検討してまいりたいと思います。

ICT推進のための見学会開催について

愛泉会では各事業所にICT推進担当者を設け、今般の少子高齢化による労働人口減少への対応や、生産性(量・質)の向上により、より利用者支援の充実及び職員のライフワークバランスの充実を目指し、活動を行っております。

 

既存の業務フローの中でデジタル技術を導入する意義や、デジタル技術を用いることで、法人が所有する情報の共有や活用によって顧客、職員、法人がどのようなメリットがあるか等の見分を広げるべく、この度12月15日に株式会社メコムのDXセンターを見学し、顧客満足度向上や職員満足度向上に有効なソリューションや日々の業務フローの中でデジタル化を行うことで生産性向上につながる可能性のあるソリューション等をご紹介いただきました。

 

見学会には、各事業所のICT推進担当者等が出席いたしましたが、参加した職員からは“とても勉強になった”“こういうシステムが導入されたら、業務も効率化されサービスの質向上にもつながっていくと思った”といった感想が寄せられました。

 

今後もICT推進に関する諸研修や会議等を行いながら、より利用者支援の充実及び職員のライフワークバランスの充実を目指してまいりたいと思います。

 

総務課 田中

訪問レポート⑦「デイサポートさくら第三者サービス評価委員会について」

愛泉会では、令和4年からサービスの質の確保と向上を目指し、法人独自の方法でサービス評価を実施することといたしました。令和4年度はグループホームを中心に、令和5年度からは全事業所を対象とし、「地域密着型サービス」で実施している「運営推進会議」のような形で委員の方からご意見、ご提言をいただき、サービス評価を実施しております。

 

 

10/27(金)デイサポートさくらにて、3名の委員の方に事業所へお越しいただき、事業所サービス第三者評価委員会を開催いたしました。会議では、事業所の概要と活動内容、今年度の苦情・事故の報告を行い、ご意見をいただきました。委員の方より利用者支援に関すること、また事業所の運営に関することについて、ご意見、ご提案をちょうだいすることができました。事業所で共有し今後のサービスの質の向上に努めて参ります。

 

当日は、よりデイサポートさくらの雰囲気や活動の様子を知っていただくために、この委員会にあわせて芋煮会も開催いたしました。委員の皆様にもご参加いただき、食事をとりながら利用者や職員への聞き取りを行っていただきました。

 

今後も、サービスの質の確保と向上を目指し、事業所サービス第三者評価委員会の開催をはじめとし様々な取り組みを行ってまいりたいと思います。

 

創造企画部 ㋡

訪問レポート⑥「tampopomom」初出店!!【第2弾】

10/9(月)、インクルーシブプレイスコパルにて開催されたスポーツマルシェに、デイサポートたんぽぽ工房が出店いたしました。

 

この出店が「tampopomom」の初お披露目となり、新ブランドのロゴ看板、商品が店頭に並びました。また、当日は利用者も店頭に立ち、たんぽぽ工房一丸となって商品販売をいたしました。新ブランドの初販売ということもあり、利用者のご家族や関係者の方等、たくさんの方にお越しいただき、またご購入いただきました。

 

そして、11/22(水)、23(木)はNGATEにてtampopomomの販売・展示会を行いました。その様子につきましては、次回、第3弾でご紹介させていただきます!

 

創造企画部 ㋡

管理職等対象研修報告

11月9日(木)に管理職等対象研修を開催いたしました。

 

この研修は、管理職やサービス管理責任者等を対象に税理士法人あさひ会計代表社員会長の柴田氏を講師として、管理職として必要な組織運営と人材育成のあり方を学ぶことを目的に開催いたしました。

当日は約2時間という限られた時間の中ではありましたが、講話をとおしてどのように組織を運営し人材を育成していくべきかといったことを学ぶことができました。

 

今回の研修では管理職等を対象に開催いたしましたが、当法人には他にもリーダー職といった階層がありますので、階層で分けた研修を実施する等して、より1人ひとりの研修ニーズに応え、学びの多いものとなるような研修体制を今後も検討してまいりたいと思います。

 

お忙しいところ講師としてお話しいただきました税理士法人あさひ会計代表社員会長柴田氏には、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

訪問レポート⑤「デイサポートたんぽぽ工房新ブランド『tampopomom』 ご紹介!!第1弾」

デイサポートたんぽぽ工房から、新ブランド「tampopomom」が完成いたしました!

 

この「tampopomom」は、「工業・福祉・デザイン連携プロジェクト-こうふくで山形-」に参加したことをきっかけに完成したブランドになります。このプロジェクトは、アーテイストやデザイナーといった人材と福祉の現場が、互いの専門性を活かし協力関係を構築しながら、新しい可能性を見出すことを目的として、勉強会等を開催しているプロジェクトになります。3年程前にたんぽぽ工房職員がこのプロジェクトの勉強会に参加した際に、やまがたアートサポートセンターら・ら・らの紹介でデザイン事務所peijiさんと出会ったことがきっかけで、この新しい取り組みを始めることとなりました。

 

 

このプロジェクトに参加する前からたんぽぽ工房では、利用者が作ったものを商品として販売しておりました。しかし、商品の見せ方や売り方等が一定化しており、職員の中でも、長年行ってきた方法だけでなく、何か工夫を施していくことが必要ではないかという意識が生まれていました。そんな時に、このプロジェクトに参加したことでデザイン事務所と出会い、新たな取り組みを始めるべく動きだすこととなりました。

 

デザイン事務所peijiさんをお呼びし研修会をしたり、打ち合わせを行ったりすることで商品づくりのブランディングをしていきました。また、やまがたアートサポートら・ら・らの武田さんに入ってもらい、たんぽぽ工房のコンセプトを見直すためのワークショップも行いました。それまでは、「働く個性、つながり」というのをコンセプトにしておりましたが、今のたんぽぽ工房の利用者や雰囲気により合ったものにする必要があるとの意見があがり、職員等で話し合った結果、「私らしく夢中になれる楽しいあたたかい場所」という新コンセプトができあがりました。次に、たんぽぽ工房の現商品として取り扱っているものをブラッシュアップするための話し合いを行い、「コースター」「缶バッチ」「エコバック」をブランド商品として打ち出すこととなりました。商品の展示方法等もpeijiさんよりアドバイスをもらいながら、「tampopomom」という新ブランドロコも作りました。

 

 

このブランドロゴは、ある利用者がよく描いている絵からヒントを得てできあがりました。その絵は本人が描く絵や作品に度々登場しており、職員が本人に尋ねたところ「たんぽぽもん」とお答えがありました。職員はそれがたんぽぽ工房のことではないか、そして、この「たんぽぽもん」という言葉をブランドのロゴにしてはどうかと考えました。

ブランドロゴを作るために、ひらがな、カタカナ、英語、ゴシック体、明朝体等、字体も含めて様々検討しながら、利用者にロゴの字を作ってもらいたいと考え、英語で「tanpopomon」という字をお見せし、利用者に書いていただいたところある利用者が「tampopomom」と書かれました。利用者、職員等で話し合い、この「tampopomom」を新ブランドロゴにするということで決定いたしました。

 

10/9、シェルターインクルーシブプレイスコパルの「スポーツマルシェ」に出店し、「tampopomom」の初お披露目を終えましたが、今後は販売先の拡大とこのブランドを広めていくことを目標とし、取り組みを続けていく予定です(10/9の初出店については、次回、第2弾としてご紹介いたします)。引き続き、地域の中で活動し働きながら、社会とのつながりを大切にする事業所を目指し取り組みを行ってまいりたいと思います。

 

創造企画部 ㋡